ドライヤーの電気代は高い?ドライヤーの選び方から節電テクニックを紹介

ドライヤーの電気代は高い?ドライヤーの選び方から節電テクニックを紹介

ドライヤーの電気代は高い?ドライヤーの選び方から節電テクニックを紹介

毎日のヘアケアに欠かせないドライヤーですが、その電気代がどれほどかかっているのかご存じでしょうか?この記事では、ドライヤーの電気代について解説するとともに、効果的な節電方法や省エネタイプのドライヤーの選び方を紹介します。電気代を抑えたい方は、ぜひ実践してみてください。

目次

1.ドライヤーの電気代はいくらかかる?

 1-1.ドライヤーの使用1回あたりの電気代

 1-2.月単位・年単位で見るドライヤーの電気代

2.節電できる髪の乾かし方

 2-1.タオルドライ・ティッシュドライをする

 2-2.頭にタオルを乗せて乾かす

 2-3.吸水力の高いターバンや手袋を使う

 2-4.湿度が低い場所でドライヤーを使う

 2-5.髪の乾かし方を工夫する

 2-6.冷風も使って乾かす

3.ドライヤーはどうやって選ぶ?

 3-1.風量で選ぶ

 3-2.ヘアケア機能をチェックする

 3-3.省エネタイプのドライヤーを選ぶ

4.電気代を節約したいなら電力会社の乗り換えも検討

ドライヤーの電気代はいくらかかる?

毎日使うドライヤーですが、実際にどれくらいの電気代がかかっているのでしょうか?頻繁に使用する方にとっては、その電気代が家計にどの程度の影響を与えるのか気になる人も多いでしょう。

まずはドライヤー1回あたりの電気代と、1ヶ月・1年の期間ごとの平均的な電気代について解説します。

ドライヤーの使用1回あたりの電気代

ドライヤーを1回使用するたびにかかる電気代は、使用するモードや時間によって異なります。

Panasonicの「ヘアードライヤーナノケアEH-NA0J」を参考に見て行きましょう。

こちらの製品には、HIGH・LOW・COOLの3種類があり、それぞれの消費電力は以下のとおりです。

  • HIGHモード(1,200W)
  • LOWモード(600W)
  • COOLモード(35W)

それぞれのモードを10分使用した場合の電気代は以下の通りになります。(電気料金単価は31円/kWhとして計算しています)

  • HIGHモード(1200W):約6.2円
  • LOWモード(600W):約3.1円
  • COOLモード(35W):約0.18円

参考:ヘアードライヤーナノケアEH-NA0J詳細(スペック)|ヘアーケア|Panasonic

月単位・年単位で見るドライヤーの電気代

上記のドライヤーを1日10分間使用すると仮定し、月間(30日)と年間(365日)それぞれ使用した場合の電気代は、以下の通りになります。

1ヶ月あたりの電気代:

  • HIGHモード(1200W):約186.0円
  • LOWモード(600W):約93.0円
  • COOLモード(35W):約5.4円

年間の電気代:

  • HIGHモード(1200W):約2,263.0円
  • LOWモード(600W):約1,131.5円
  • COOLモード(35W):約65.7円

これらの計算からもわかるように、ドライヤーの使用時間やモードによって年間でかかる電気代が大きく異なります。

節電できる髪の乾かし方

ドライヤーを使用する際の電気代を抑えるためには、髪の乾かし方を工夫することが大切です。

ここでは、簡単に取り入れられる節電テクニックを紹介します。これらを実践することで、毎日のドライヤー使用による電気代を大幅に節約できるようになります。

タオルドライ・ティッシュドライをする

髪を乾かす前に、しっかりと髪の水分をタオルで吸い取る「タオルドライ」を行うことで、ドライヤーの熱を当てる時間を大幅に減らすことが可能です。

髪を優しくタオルで押さえるように拭き、タオルにできるだけ水分を移すようにしましょう。

タオルドライに加えて、ティッシュドライを取り入れることも効果的です。ティッシュを使って髪を挟み込み、水分をさらに吸収させることで、ドライヤーの稼働時間をさらに短縮できます。

頭にタオルを乗せて乾かす

ドライヤーを使用する際に、タオルを頭に乗せて乾かす方法も有効です。この方法では、タオルが髪の水分を吸収しつつ、ドライヤーの風を直接髪に当てることなく乾かすことができます。

髪がタオルに覆われているため、髪に直接熱が当たらず、髪のダメージを軽減する効果も期待できるでしょう。

ただし、タオルの生地が厚すぎると髪に風が届かなくなるため、タオル選びには注意が必要です。適度な薄さのタオルを選び、髪全体を包むように使用すると良いでしょう。

吸水力の高いターバンや手袋を使う

髪の水分を効率よく取り除くために、吸水力の高いターバンや手袋を使用するのも一つの方法です。

ドライヤーを持つ手と反対側の手に吸水手袋をはめることで、髪の水分を手袋が吸収し、結果として乾燥時間を短縮できます。

また、シャンプー後に吸水力の高いターバンをかぶっておくと、ドライヤーまでの時間に髪の水分が自然に吸収され、ドライヤーの使用時間を短縮できるでしょう。

湿度が低い場所でドライヤーを使う

ドライヤーを使用する際には、湿度の低い場所で行うことを心がけましょう。お風呂上がりの洗面所は湿度が高く、髪の乾きが遅くなりがちです。

リビングや寝室など、湿度が低い場所でドライヤーを使うことで、髪をより早く乾かすことができ、電気代の節約につながります。

髪の乾かし方を工夫する

髪を効率的に乾かすためには、ドライヤーの使い方も重要です。まず、乾かし始めは根元や頭皮から温風をあてるようにしましょう。

髪の根元が乾くことで、毛先までの乾燥が早くなります。また、髪の先端部分はさまざまな方向から風を当てることで、全体が均一に乾きやすくなります。

さらに、髪の内側から手ぐしを入れ、髪を引っ張りながら温風をあてると、髪が早く乾くだけでなく、スタイリングもしやすくなります。これらのテクニックを取り入れることで、電気代を抑えつつ、健康な髪を保つことができます。

冷風も使って乾かす

ドライヤーを使用する際、温風だけでなく冷風を上手に活用することで、電気代を節約することができます。

乾かし始めは強めの温風で髪の水分を飛ばし、ある程度乾いたところで冷風に切り替えると、消費電力を大幅に減らすことが可能です。

冷風に切り替えることで髪の温度が急激に下がり、キューティクルが閉じて髪が健康的に保たれるメリットもあります。 温風と冷風を交互に使うことで、髪の乾燥を均一にし、熱によるダメージを軽減しながら節電効果を得ることができます。

ドライヤーはどうやって選ぶ?

ドライヤーを選ぶ際には、価格だけでなく、電気代の節約や髪質の改善にもつながる要素を押さえることが重要です。以下では、風量、ヘアケア機能、省エネタイプなどの視点から、最適なドライヤー選びのコツについて詳しく解説します。

風量で選ぶ

ドライヤーを選ぶ際、風量は非常に重要な要素です。風量が強いほど髪を乾かす時間が短縮されやすく、その結果、ドライヤーの使用時間を減らすことができます。これは直接的に電気代の節約につながるポイントです。

風量は「㎥/分」という単位で表され、一般的に1.3㎥/分程度が標準とされています。しかし、髪が長かったり、ボリュームが多い方には、1.5㎥/分以上の大風量ドライヤーが推奨されます。

適切な風量のドライヤーを選ぶことで、髪の乾燥時間を短縮できるため、ドライヤーを使用する時間が短くなり、結果として消費電力を抑えることができます。

ヘアケア機能をチェックする

現代のドライヤーには、髪の健康を考慮したさまざまなヘアケア機能が搭載されています。これらの機能を持つドライヤーを選ぶことで、髪のダメージを防ぎ、さらに電気代の節約にもつながることがあります。

例えば、イオンやナノケア技術を搭載したドライヤーは、髪の内部に潤いを与え、乾燥時に髪が広がりにくくなる効果があります。

この効果によって寝ぐせ直しやスタイリングにかかる時間が短縮されるため、ドライヤーの使用時間も短くなり、結果的に電気代の節約が可能です。

省エネタイプのドライヤーを選ぶ

省エネタイプのドライヤーは、従来のドライヤーと比べて消費電力が抑えられており、日々の電気代を削減するのに効果的です。

一般的なドライヤーは1,200W程度の消費電力が多いですが、省エネタイプのドライヤーは600Wや750Wといった低消費電力でありながら、同等の風量を持つものが多く存在します。これらのドライヤーは、高効率なモーターや風量を調節する技術が搭載されており、少ないエネルギーで効果的に髪を乾かすことができます。

省エネタイプのドライヤーは、特に日常的にドライヤーを使用する家庭において、大きな効果を発揮します。例えば、毎日10分の使用を1年間続けると、一般的なドライヤーと省エネタイプのドライヤーでは、年間の電気代に大きな差が生まれることがあります。

省エネドライヤーは、購入時のコストがやや高めであることが多いですが、長期的に見れば電気代の節約効果が高く、総合的なコストパフォーマンスに優れています。

電気代を節約したいなら電力会社の乗り換えも検討

ドライヤーの電気代を節約するためには、髪の乾かし方の工夫や、ドライヤー選びが重要です。タオルドライや冷風の活用、湿度の低い場所での使用など、日常のちょっとした工夫で電気代を抑えることができます。

省エネタイプのドライヤーを選ぶことで、長期的に大きな節約効果が期待できます。この記事で紹介したテクニックを取り入れ、家計全体の電気代を賢く管理していきましょう。

また、電気料金の節約について考えるなら、上記で紹介した方法以外に電力会社の乗り換えが非常に有効です。電力会社を見直し、より安い料金プランを提供する会社に切り替えることで、年間で大きなコスト削減が期待できます。

エネワンでんきは、電気使用量にあわせて最適なプランが選べるほか、さまざまな特典のついたプランも用意しています。

電力会社の乗り換えを検討しているなら、ぜひエネワンでんきをご検討ください。

エネワンでんきで電気代がいくら安くなるかシミュレーションする

関連記事

  • エアコンの除湿機能の電気代はいくら?冷房機能との違いや使い分けについて解説
    • 電気
    エアコンの除湿機能の電気代はいくら?冷房機能との違いや使い分けについて解説
  • PS4の消費電力は大きい?電気代の目安や節電のポイントを解説
    • 電気
    PS4の消費電力は大きい?電気代の目安や節電のポイントを解説
  • エアコンの1時間あたりの電気代はいくら?計算方法や電気代を決める要因を解説
    • 電気
    エアコンの1時間あたりの電気代はいくら?計算方法や電気代を決める要因を解説
  • HOME   ›   電気   ›   ドライヤーの電気代は高い?ドライヤーの選び方から節電テクニックを紹介
    PAGE TOP