コンセントを差しっぱなしにすると電気代はいくらかかる?待機電力を減らして節約しよう

コンセントを差しっぱなしにすると電気代はいくらかかる?待機電力を減らして節約しよう

コンセントを差しっぱなしにすると電気代はいくらかかる?待機電力を減らして節約しよう

家電を使っていないときでも、コンセントを差しっぱなしにしていると、知らないうちに「待機電力」を消費し、電気代が高くなっていることがあります。この記事では、待機電力が電気代にどのように影響するかを解説するとともに、節電のために今すぐ取り組める方法をご紹介します。電気代を節約したい方は、ぜひご覧ください。

目次

1.コンセントの差しっぱなしは待機電力がかかる

 1-1.待機電力とは?

 1-2.待機電力でかかる電気代

2.コンセントから抜いた方がいい家電と抜かない方がいい家電

 2-1.コンセントを抜いた方がいい家電

 2-2.コンセントを抜かない方がいい家電

3.電化製品の消費電力を節約する方法

 3-1.節電タップを使う

 3-2.省エネ家電に切り替える

 3-3.省エネ機能を活用する

4.電気代を下げるなら電力会社の乗り換えも検討

 4-1.電力会社やプランの見直し

 4-2.電力会社の乗り換えは「エネワンでんき」がおすすめ

5.待機電力の節電で月々の電気代を下げよう

コンセントの差しっぱなしは待機電力がかかる

コンセントにプラグを挿したまま放置していると、家電を使っていなくても「待機電力」が発生します。待機電力を減らすことは、電気代の節約につながる大きなポイントです。

待機電力の仕組みや電気代への影響について、詳しく見ていきましょう。

待機電力とは?

待機電力とは、家電が使われていない状態でも、コンセントに繋がっているだけで消費される電力のことです。

例えば、テレビや電子レンジ、エアコンなどの家電は、リモコン操作や時間設定などの機能を待機状態で保つために、わずかではありますが電力を消費し続けます。

この待機電力は、日常的にはあまり意識されないかもしれませんが、年間を通じて蓄積されると無視できないコストとなります。

小さな消費でも、多くの家電が常に待機状態にあると、その影響は大きくなります。待機電力の削減は、電気代を抑えるための第一歩です。

待機電力でかかる電気代

待機電力が家庭の電気代にどれほどの影響を与えるかを考えてみましょう。

資源エネルギー庁の調査によると、家庭の年間消費電力量の約5.1%が待機電力にあたるとされています。

これを金額に換算すると、一般的な家庭では年間でおよそ7,068円が待機電力によって消費されている計算になります。

出典:平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要|資源エネルギー庁省エネルギー対策課

また、資源エネルギー庁が調査した各家電ごとの待機電力は以下の通りです。

■家庭で所有されている主要機器(ストックベース)の待機時消費電力・標準モード(平均W数)

テレビ1.66
ビデオデッキ2.27
パソコンネットワーク機器5.92
プリンタ1.48
電子レンジ・オーブンレンジ1.09
電気炊飯器1.00
ガス瞬間湯沸器7.05    
冷暖房兼用エアコン1.74
充電式掃除機2.82
空気清浄機0.99
テレビゲーム機1.43

出典:資源エネルギー庁|平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要より一部抜粋

コンセントから抜いた方がいい家電と抜かない方がいい家電

家電の待機電力を抑えることは、電気代の節約につながります。しかし、すべての家電のコンセントを抜いてはいけません。コンセントを抜いた方がいい家電と、抜かない方がいい家電について解説します。

コンセントを抜いた方がいい家電

頻繁に使用しない家電や、主電源を切っても稼働に影響のない家電は、コンセントを抜いた方が良いです。

例えば、テレビやエアコン、ビデオゲーム機、オーディオ機器などが該当します。これらの家電は使用時以外はコンセントを抜いておくことで、待機電力の節約につながります。

コンセントを抜かない方がいい家電

一方で、常時電源を必要とする家電も存在します。これらの家電は、使用中でなくてもコンセントを抜かない方が良いでしょう。

冷蔵庫や温水洗浄便座は、常に電源が入っていることが前提の家電です。冷蔵庫の電源を抜くと、食材が傷み、健康に害を及ぼす可能性があります。

温水洗浄便座も、電源を切ると便座が冷たくなり、使用感が悪くなるだけでなく、再度加温する際に多くの電力を消費します。

また、インターホンセットや防犯カメラなどのセキュリティ関連の家電も、常時電源を必要とします。これらの家電の電源を切ると、家の安全が損なわれるリスクがあります。

主電源は切れないが電源オフで節電できる家電

主電源は切れないものの、電源をオフにすることで待機電力を減らせる家電もあります。例えば、給湯器や予約待機中のDVD/BDレコーダーなどが該当します。

テレビやパソコンなども、コンセントを頻繁に抜くのが面倒という場合、電源をオフにするだけでも待機電力をカットし、節電効果が見込めます。

以下のコラムでは、待機電力のカットについて詳しく書かれていますので、待機電力についてもっと知りたい方は参考にしてください。

待機電力とは?電気代の目安や節電のポイントを紹介

電化製品の消費電力を節約する方法

待機電力をカットする以外にも、電化製品の消費電力を節約する方法はあります。

以下に紹介する方法を組み合わせることで、効果的に電気代を削減し、エネルギーの無駄を防ぐことができますので、ぜひ試してみてください。

節電タップを使う

多くの家庭では、使っていない家電がコンセントに差しっぱなしになっていることがありますが、これが無駄な電力消費の原因となります。

節電タップを使えば、スイッチ一つで複数の家電の電源をオフにできるため、待機電力を効果的に削減できます。

例えば、テレビや音響機器、パソコンなど、使わない時でも待機電力を消費している家電が多い場所に節電タップを設置すれば、一括で電源を切ることができ、手軽に節電が可能です。

また、節電タップには個別にスイッチがついているタイプもあり、頻繁に使う家電と使わない家電を効率よく管理できます。その結果、待機電力を効率的にカットすることが可能です。

省エネ家電に切り替える

省エネ家電への切り替えは、電気代を大幅に削減するための効果的な方法です。特に、冷蔵庫やエアコンのように24時間稼働している家電は、消費電力が大きいため、省エネ性能の高いモデルに買い替えることで、長期的に見て電気代の削減が期待できます。

また、古い家電は経年劣化によって消費電力が増えることがあります。新しい省エネ家電に切り替えることで、より少ない電力で同等以上の性能を発揮できるため、結果として電気代を削減できます。

省エネ機能を活用する

多くの家電製品には、省エネ機能が搭載されており、これを活用することで簡単に電力を節約できます。

例えば、洗濯機には省エネ機能が搭載されているものが多く、洗濯時の水量や電力量を抑えることができます。

冷蔵庫やエアコンも同様に、省エネ機能を使用することで無駄な電力消費を防ぎます。

電気代を下げるなら電力会社の乗り換えも検討

電気代を節約する方法として、コンセントの管理だけでなく、電力会社やプランの見直しも有効です。自分の生活スタイルに合った電力会社とプランを選ぶことで、電気代の節約が期待できます。

電力会社やプランの見直し

電力自由化が進んだことで、複数の電力会社や料金プランの中から自分に最適なものを選べるようになりました。

まずは、現在の電気使用量や料金を把握し、複数の電力会社の料金シミュレーションを行ってみましょう。

また、キャンペーンや特典を利用することで、乗り換え時にさらなるメリットを得ることができます。

特に、ファミリー世帯や電気使用量が多い家庭では、この見直しによって年間で数万円の節約が可能になることもあります。

電力会社の乗り換えは「エネワンでんき」がおすすめ

エネワンでんきは、消費量に応じた柔軟な料金プランを提供しており、家庭ごとに最適なプランを選ぶことができます。

また、エネワンでんきは他のサービスとのセット割引やポイント還元といった、利用者にとって嬉しい特典が豊富に用意されています。

電気代だけでなく、他の生活費も含めたトータルでの節約効果が期待できます。

まずは現在の電気使用状況を把握し、シミュレーションを行って最適なプランを選びましょう。

エネワンでんきで電気代がいくら安くなるかシミュレーションする

待機電力の節電で月々の電気代を下げよう

コンセントを差しっぱなしにすることで発生する待機電力は、無意識のうちに電気代を押し上げる要因となります。

待機電力の削減は、日常的な節約の第一歩です。コンセントを抜くべき家電とそうでない家電を見極め、節電タップや省エネ家電を活用して無駄な消費を防ぎましょう。

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