
無駄遣いしないための習慣や普段の生活からできる気軽な節約術を紹介!
無駄遣いしないための習慣や普段の生活からできる気軽な節約術を紹介!
毎月「お金が足りない」と感じていませんか?もしかすると、気付かないうちに小さな無駄遣いが積み重なり、家計を圧迫しているのかもしれません。しかし、ちょっとした工夫や習慣を取り入れるだけで、生活の質を落とすことなく、着実に貯金を増やしていくことができます。本記事では、今日から気軽に始められる節約術を詳しくご紹介します。記事をヒントにして支出を見直し、無理なく・無駄なく、お金を貯めていきましょう。
【目次】
無駄遣いを防ぐための基本的な習慣

生活習慣を見直すことで、無駄遣いを防げます。まずは、日常の買い物で意識したい習慣について見ていきましょう。
予算を設定する
「食費」「娯楽費」「被服費」など、支出をカテゴリごとに分けて予算を設定しましょう。例えば「食費は毎月〇万円まで」といった具体的な金額を決めておくと、その範囲内に収めようという意識が芽生えます。
また、予算を決めるのは1週間ごとや2週間ごとなど、自分にとって管理しやすいスパンで設定するのがポイントです。家計簿アプリを活用すれば、記録の手間も省けて手軽に家計管理ができます。
現金やデビットカードを使う
支払いの際は、クレジットカードよりも現金払いにするほうが、使いすぎを防げます。現金払いは「実際にお金を使っている」という実感があるため、無駄遣いを防ぐ意識が高まりやすいからです。さらに効果を上げるために、財布に入れておくのは必要最低限の現金だけにすると無駄遣いを防げます。
なお、現金を持ち歩きたくない方には、支払いと同時に銀行口座から引き落とされるデビットカードの利用もおすすめです。
買い物リストを作成する
買い物をする前に、あらかじめ買い物リストを作成しておくと、衝動買いを防げます。「リストにないものは買わない」というルールを徹底することで、無駄遣いを抑えられるでしょう。
リストを作らずに買い物に行くと、「あれもこれも買っておこう」と、つい余計なものまで手に取ってしまうことがあります。
リストを作る際にはおおよその金額を想定しておくことで、予算への意識が高まりやすくなるのでおすすめです。
買い物の頻度を減らす
買い物に行く回数が多いと、そのぶん誘惑に出会う機会も増え、無駄遣いにつながりやすくなります。「牛乳だけ買うつもりが、お菓子やアイスまで買ってしまった」といった無駄な出費を防ぐためにも、買い物の頻度を減らすことを意識することも大事です。
例えば、日用品や数日分の食材など、ストックできるものはまとめ買いして買い物の回数を減らせば、自然と出費も抑えられます。
また、特に目的もなくショッピングモールに行くのを控えるようにすれば、洋服などの衝動買いをしなくなり、被服費の節約にもつながるでしょう。
衝動買いを抑えるための工夫

企業はさまざまなマーケティング戦略を練っています。そのため、買い物に出かけると、商品やサービスが魅力的に見えて、つい欲しくなってしまうことも少なくありません。
こうした誘惑に流されず、衝動買いや無駄な出費を防ぐには、ちょっとした意識と工夫が大切です。ここでは、無駄な買い物を避けるためのポイントをご紹介します。
購入前に時間をとってじっくり考える
直感的に「欲しい!」と思っても、すぐに購入するのは避けましょう。しばらく時間を置いて、それが本当に必要かどうかを冷静に考えることで、無駄遣いを防げます。
また、じっくりと時間をかけて考えることで「もし買ったら、予算オーバーしてしまうかもしれない」という判断ができるようになります。最初は魅力的に見えた商品でも、あらためて考えてみると「実はそこまで必要ではなかった」と気づくかもしれません。
誘惑を避ける環境づくり
企業は消費者の購買意欲を刺激するために、メルマガの配信やアプリの通知など、さまざまなアピールをしてきます。こうした誘惑を避けるには、メルマガの配信を停止したり、アプリの通知をオフにしたりするのもおすすめです。また、ECサイトでのネットショッピングは、家にいながら手軽に買い物ができて、とても便利です。しかしその反面、つい余計なものまで買ってしまうため、思い切ってアプリを削除してしまうのも一つの方法です。
自分へのご褒美の見直し
休日前や何かをやり遂げたタイミングで、自分へのご褒美を買っている方も多いのではないでしょうか。自分へのご褒美は、日々の生活に潤いを与える効果がありますが、頻度が多すぎると負担になってしまいます。例えば、これまでは週1回ペースで自分へのご褒美を買っているのであれば、「2週間に1回」や「1ヵ月に1回」など、少しずつ頻度を減らしていきましょう。また、回数は減らさなくても、ご褒美の予算を下げるという節約の仕方もあります。
毎月決まってかかる出費と月によって変わる出費の見直し

家計の支出には、毎月ほとんど決まった金額が発生する支出と、月によって金額が変動する支出の2種類があります。ここでは、それぞれの支出を見直して削減する方法を見ていきましょう。
毎月決まってかかる出費の削減
毎月決まってかかる支出を削減できれば、節約効果を長く持続させることが可能です。具体的な支出としては、以下のようなものがあります。
・使っていないサブスクリプションサービスの解約
・電力会社・ガス会社の見直し・変更
・通信会社(スマートフォン・インターネットなど)の変更
・不要な保険の解約
サブスクリプションサービスとして代表的なのは、動画配信サービスやスポーツジムなどです。月々の支払いは数千円程度でも、年間で換算すると数万円になることも珍しくありません。ほとんど使っていないサービスをそのまま契約し続けるのは、明らかに無駄です。思い切って解約を検討するのもおすすめです。また、家族構成や生活スタイルによっては、電力会社やガス会社を見直すことで光熱費を節約できる場合があります。乗り替え先の会社でシミュレーションを行い、現在の料金と比較してみるのがおすすめです。
月によって変わる出費の管理
食費や交際費、娯楽費などは月ごとに金額が変動する支出であり、比較的節約しやすい項目です。例えば、外食の回数を減らして自炊を増やせば、食費を大きく節約することができるでしょう。交際費についても、あまり気が進まない会合や飲み会への参加を控えるだけで、1回あたり数千円の節約になります。これらの支出は、毎月の家賃や電気代などとは違い、習慣や気分に左右されやすいのが特徴です。「毎月○円まで」「週に○円まで」といった予算をあらかじめ設定し、その範囲内でやりくりすることを意識しましょう。
簡単にできる無駄遣い防止法3選

誰でも手軽に実践できて、無駄遣いを防ぐ方法があります。「ついお金を使ってしまう」「思うように貯金が増えない」という方は、ぜひ以下の無駄遣い防止策を取り入れてみましょう。
家計簿の活用
「何にいくら使っているのか」を把握するには、家計の管理が欠かせません。最近では初心者でも使いやすい家計簿アプリが多数登場しているため、上手に活用することで手軽に管理ができます。多くのアプリでは、銀行口座や各種カードと連携させることで、支出や収入を自動で記録してくれます。現金での支払いについては手入力が必要ですが、簡単に操作できるようになっているので、ぜひ自分が使いやすいアプリを探して使ってみてください。家計簿をつけると「コンビニで月に2万円も使っていた」「サブスクリプションが月8,000円もかかっている」など、これまで気づかなかった無駄な支出が見えてきます。日々の出費を「見える化」することで、買い物をする際にも自然とブレーキがかかり、無駄遣いの防止につながるでしょう。
定期的な支出の見直し
毎月決まってかかる支出と月によって変動する支出は、どちらも定期的に見直す必要があります。毎月決まってかかる電気代や通信費などの支出に関しては、契約状況や契約プラン、契約会社などを定期的に見直しましょう。不要な契約は解約し、よりお得なサービスがあれば乗り換えを検討するのがおすすめです。一方、月によって変動する支出に関しては、週単位や月単位で内訳を見直し、無駄な出費がないかをチェックすることが重要です。例えば、毎日コンビニで1本150円ジュースを買っている場合、1ヵ月で約4,500円の出費となります。小さなことでも続けていれば節約になるので、まずは支出を把握して無駄になっているものは意識してやめていくとよいでしょう。
無買デーの実践
何も買わない「無買デー」を設けて、支出を控えることも効果的です。当然ですが、何も買わなければお金は減りません。意識的に「何も買わない日」や「外出を控える日」を設けることで、自然と家計の節約につながります。「無買デー」を実践してみると、お金を使わずに過ごす自分なりの行動パターンが見えてくるかもしれません。例えば、散歩や読書など、お金をかけずに楽しめる活動が見つかれば、節約だけでなく日々の充実感も得られるでしょう。また、普段何気なく買っていたものをあえて買わずに過ごすことで、「本当に必要なもの」と「なくても困らないもの」が明確になります。その結果、生活の質を下げずに支出が抑えられ、より洗練された暮らしにもつながるでしょう。
ついついやってしまう無駄遣いを少しでも減らそう

日々の何気ない無駄遣いが、知らないうちに家計を圧迫していることがあります。しかし、日々の習慣や意識を少し変えるだけで、支出をコントロールすることは十分に可能です。この記事では、家計簿の活用や予算管理といった基本的な方法から、衝動買いを防ぐ工夫、見直したい節約ポイントなどをご紹介しました。大切なのは、無理なく続けられる方法を見つけて、日常のなかに「無駄遣いをしない習慣」を少しずつ根付かせることです。今日からできることから始めて、健全な家計管理を目指してみてはいかがでしょうか。
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エネワンでんき編集部
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