電気契約で即日開通はできる?準備や申し込み方法についても解説

電気契約で即日開通はできる?準備や申し込み方法についても解説

電気契約で即日開通はできる?準備や申し込み方法についても解説

引越しの予定がある方の中には、電気契約が即日開通できるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。引越し先で初日から電気を使えるようにするには、電気の即日開通や電気契約の流れをしっかり理解しておくことが重要です。

目次

1.電気契約で即日開通は可能?

 1-1.従来型の電気メーターなら即日開通できる

 1-2.スマートメーターは対応不可のケースも

2.電気契約を行う前の準備

 2-1.引越し先での電気契約の準備

 2-2.現住所での電気切り替えの準備    

3.電気契約の申し込み時や開通当日に行うこと

 3-1.現住所で電気を切り替える場合

 3-2.引越し先で電気を契約する場合

4.電気契約の際に確認しておきたいこと

 4-1.契約アンペア数

 4-2.料金プラン

5.電気契約に関するよくある疑問

 5-1.土日でも電気の即日開通は可能?

 5-2.電気契約時に立ち会いは必要?

 5-3.新築物件への引越しで新電力と契約できる?

 5-4.電力会社を選べないマンションがあるって本当?

 5-5.月の途中で電気契約を変えたら料金はどうなる?

6.電気契約で即日開通が可能なケースもある

電気契約で即日開通は可能?

電気契約で即日開通できるかどうかは、メーターの種類が大きく影響します。従来型の電気メーターとスマートメーターにおける即日開通の対応を解説します。

従来型の電気メーターなら即日開通できる

電気メーターの種類には、従来型の機械式メーターとスマートメーターの2つがあります。従来型メーターが設置されている場合、万が一電気契約を忘れていても、ブレーカーを上げれば電気を使用できます。

ただし、使用開始手続きをしていない場合は未契約で電気を使っていることになり、電力会社から通知が来ます。放置すると電気を止められる恐れがあるため、通知に記載の期限までに電気契約の手続きを済ませましょう。

スマートメーターは対応不可のケースも

地域によって対応に違いがあるものの、スマートメーターが設置されている場合、事前に申し込みをしなければ電気を使えないケースがあります。これは、前の住人が解約した際に、電力会社が遠隔操作で送電を止めるためです。従来型の電気メーターのように、未契約の状態でも電気が使えるということはありません。

電力会社に電話すれば即日開通が可能な場合もありますが、対応不可の場合は電気が使用できません。スマートメーターの場合は契約する電力会社へ事前に申し込みを行い、開通希望日を伝えておきましょう。

なお、現在、スマートメーターの普及率は全国で95%を超え、東京電力エリアではほぼ100%に達しています。引越し先での電気の即日開通は難しいと考えておくのが無難です。

電気契約を行う前の準備

電気の契約には基本的な流れがあり、事前準備や申し込み方法を把握しておくと、手続きをスムーズに進められます。現住所で契約する場合と引越し先で契約する場合に分け、まずは電気契約を行う前の準備について解説します。

引越し先での電気契約の準備

引越し先で新しい電力会社と電気契約を結ぶ場合、現在契約中の電力会社からの送電を止める必要があります。送電停止日を引越し当日にしない場合は、希望する送電停止日も解約申し込みの際に伝えましょう。

引越しにより新たに電力会社と契約する場合に求められる事項は次の通りです。

  • 引越し先の住所
  • 引越し日
  • 契約者名
  • 電話番号
  • 支払い方法
  • 使用開始希望日
  • 供給地点特定番号(可能であれば)

上記の情報以外に、希望する料金プランや契約アンペア数を求められるケースもあります。

現住所での電気切り替えの準備

現住所で新たな電力会社に切り替える場合、現在の電力会社との解約手続きは不要です。電話で解約希望の旨を伝える必要もありません。新しく契約する電力会社が、現在契約中の電力会社の解約手続きも行ってくれます。

現住所で電気の切り替えを行う場合は以下の情報が必要になる、事前に準備しておきましょう。

  • 管轄エリア
  • 契約中の電力会社
  • 供給地点特定番号
  • お客様番号(契約番号)
  • 契約電力単位
  • 契約アンペア数
  • 契約者名義
  • 住所
  • 電話番号
  • 支払い方法
  • 使用開始希望日

電力会社のWebサイトのマイページや検針票(電気ご使用量のお知らせ)を見れば、上記の情報を確認することが可能です。電力会社によっては、検針票(電気ご使用量のお知らせ)をスマホで撮影するだけで手続きが完了する場合もあります。

電気契約の申し込み時や開通当日に行うこと

電気契約の申し込み方法については、現住所でも引越し先でもほぼ同じ手続きです。また、現在はほとんどのご家庭でスマートメーターの設置が済んでいるため、開通当日に作業を行うこともほとんどありません。以下で詳しく解説します。

現住所で電気を切り替える場合

電気の切り替え申し込みは、切り替え先の電力会社への電話やWebサイトで手続きできます。電話の場合は時間帯が決まっているため、いつでも手続きできるWebサイト経由の申し込みが便利です。

電気の切り替え手続きが完了した後、特に追加で行う手続きはありません。電気の切り替えは、通常、次回の検針日から適用されます。 スマートメーターが設置されていれば、検針日を待たずに早めに切り替えられる場合もあるため、具体的な切り替え日を知りたい場合は、契約する電力会社に確認しましょう。

電気の切り替え後、後日切り替え先の電力会社から契約書や請求書が送付されます。なお、原則として電気の切り替え時に停電が発生することはありません。

引越し先で電気を契約する場合

引越し先で新たに電力会社と契約する場合も、基本的に申し込み方法は現住所での電気切り替えと同じです。事前の申し込みを済ませておけば、引越し当日から電気を使えます。

スマートメーターが設定されている場合、開通当日に行うことは電気が通っているか確認するだけです。従来型の電気メーターが設置されているケースでも、ブレーカーを上げれば開通します。

電気契約の際に確認しておきたいこと

新しい電力会社との契約を検討する際は、契約アンペア数と料金プランを確認することが大切です。具体的にどのようなことに注意すればよいのかを解説します。

契約アンペア数

契約アンペア数とは、ご家庭における電気の同時使用量の上限を設定したものです。契約アンペア数を超えて電気が使われた場合、ブレーカーが落ちて家全体が停電します。

契約アンペア数を上げればブレーカーが落ちにくくなりますが、アンペア制を採用している電力会社では、契約アンペア数が上がると基本料金も高くなります。家庭の電気使用量に合った適切な契約アンペア数を選ぶことが重要です。

次に挙げる世帯人数別の契約アンペア数の目安を確認し、自宅の契約アンペア数を決める際の参考にしましょう。

  • 1人世帯:20~30A
  • 2人世帯:20~40A
  • 3人世帯:40~50A
  • 4人世帯:40~50A
  • 5人以上世帯:50~60A

なお、ほとんどの電力会社では、新規契約時に契約アンペア数を変更できません。契約アンペア数を変えたい場合は、契約成立後に希望のアンペア数に変更依頼を行いましょう。

ただし、契約アンペア数の契約期間は原則1年間です。生活に支障がある場合を除き、変更時から1年経過しなければ再変更できない点に注意しましょう。

料金プラン

2016年4月1日の電力小売全面自由化以降、消費者は電力会社を自由に変更できるようになっています。電気料金プランは電力会社によって異なるため、より安い電力会社に切り替えることで、電気代の節約が可能です。

電力会社を切り替える際は、料金プランやサービスもじっくりと比較し、家庭のライフスタイルに適したものを選びましょう。また、電力会社ごとに対応エリアが異なるため、自宅が対象になっているかどうか確認することも大切です。

エネワンでんきは、電力使用量に合わせた適切なプランを選べるほか、さまざまな特典がついたプランも用意しています。電力会社の変更を考えるなら、ぜひエネワンでんきをご検討ください。

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電気契約に関するよくある疑問

電力会社の変更を検討する際は、さまざまな疑問が生じがちです。電気契約に関するよくある疑問と回答を見ていきましょう。

土日でも電気の即日開通は可能?

スマートメーターの場合、原則として電気の即日開通は困難ですが、電力会社に電話で相談すれば開通してもらえる可能性もあります。ただし、土日は対応していない電力会社も多いため、すぐに開通できない可能性があります。

事前に申し込みをしていれば、土日でも問題なく開通します。引越し初日から確実に電気を使えるよう、前もって連絡を入れておきましょう。

電気契約時に立ち会いは必要?

電気の開始・停止いずれのケースでも、立ち会いは原則不要です。ただし、オートロックの解除が必要な場合や電気代の現地清算を希望する場合などは、立ち会いを求められることがあります。

また、オール電化の場合も立ち会いが必要になるケースがあるため、気になるなら切り替え先の電力会社に問い合わせましょう。

新築物件への引越しで新電力と契約できる?

電気契約時には供給地点特定番号の情報を求められます。供給地点特定番号とは、電気の供給地点を把握するために割り振られている番号で、すべての電力会社で共有して利用します。

新築物件では、まず申し込みを希望する電力会社に問い合わせ、供給地点特定番号を確認することが重要です。供給地点特定番号が未発行の場合、契約の流れが異なる可能性があるため、事前に確認しておくとスムーズです。

電力会社を選べないマンションがあるって本当?

マンションによっては、管理者と電力会社が建物単位で電気契約を結んでいるケースがあります。これを高圧一括受電契約といい、電気代が安くなる点がメリットです。

高圧一括受電契約を結んでいるマンションでは、入居者が個別に電力会社を選べません。マンションへの引越し後に電力会社の切り替えを考えているなら、高圧一括受電契約でないか事前に確認しましょう。

月の途中で電気契約を変えたら料金はどうなる?

電力会社の切り替えのタイミングが月の途中になった場合、前後の電気代はそれぞれ日割りで請求されます。一般的には、電気料金を構成する基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金のうち、基本料金のみが日割り計算の対象です。

電気契約で即日開通が可能なケースもある

現在、スマートメーターの普及率は全国で95%を超えており、東京電力エリアではほぼ100%に達しています。そのため、電気契約を即日開通させることは基本的に難しい状況です。引越し先や現住所でスムーズに電気を利用するためには、余裕を持って解約と申し込みを行う必要があります。

特に引越しシーズンなど手続きが混み合う時期は早めに連絡し、契約アンペア数や料金プランの確認も忘れないようにすることが大切です。計画的に準備を進め、新生活を安心して迎えましょう。

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