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【2025年最新版】節電意識・節電行動に関する意識調査
【2025年最新版】節電意識・節電行動に関する意識調査
株式会社エネワンでんき(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉澤正人、以下エネワンでんき)は300人を対象に、「節電意識・節電行動に関するアンケート調査」を実施しました。
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象人数:300名
調査実施期間:2025年1月
■電気使用量の上昇に対する各家庭の対策
電気料金の上昇は家計圧迫に直結するため、悩む方も多いでしょう。
そこで今回のアンケートでは、電気料金の上昇に対する家庭での対策や、対策への意識がどの程度定着しているかなどを調査しました。電気料金の上昇が起こった際、具体的にどのような行動に出る傾向があるかを確認し、参考にしてください。
Q1. 電気料金が上昇した場合、最初に取る行動は何ですか?

最も多くの回答を集めたのは「節電を強化する」で、全体の65%にあたる194人が選択しました。多くの方が、手軽に取り組める節電によって家計への影響をやわらげようとしていることが読み取れます。
一方で、「電気料金プランを見直す」(6%)や「省エネ家電の購入を検討する」(3%)といった中長期的な視点での対応を選択する方は、比較的少数に留まっています。また、「特に何もしない」と回答した方も17%存在していることから、電気料金の変動に対する関心や影響の感じ方には個人差があるようです。根本的な解決策を含め、電気料金の上昇を抑える対策は、多くの家庭で工夫の余地がまだ残されているといえるでしょう。
Q2. 電気料金をどのくらいの頻度でチェックしていますか?

電気料金の確認頻度に関する質問では、「毎月確認している」が67%(202人)と特に多くの回答を集めました。電気料金が家計のなかで重要な項目であると多くの方が認識しており、定期的にチェックする習慣があることを示しています。
一方で、「2-3ヵ月に1回確認している」(10%)や「半年に1回確認している」(4%)など確認頻度が低い層や、「チェックしていない」と回答した方も15%(44人)存在しました。このような結果から、一部の人々は電気料金の詳細を把握していない可能性がうかがえます。
Q3. 電気料金の上昇に備えて、どのような対策を講じていますか?※複数回答

電気料金の上昇に備えた対策として、「日常的な節電習慣を身に付ける」が58%(227人)と最も回答を集め、多くの方が日常的な工夫でのコスト削減を目指していることがわかります。「省エネ家電に買い替える」は15%(60人)で、家電の効率を改善する取り組みも一定の支持を得ています。
これに対し、「電力会社の料金プランを比較・検討する」(8%)や「自家発電設備の導入を検討する」(2%)といった、電力購入先の見直しや設備投資を選ぶ方は少数派でした。また、「特に何もしていない」という回答が14%(54人)を占め、まだ具体的な対策に踏み切れていない方もいることが見受けられます。全体的に、手軽に始められる取り組みが多くの方に選ばれている状況です。
Q4. 電気料金が大幅に上昇した場合、暮らし方を変える意思がありますか?

電気料金が大幅に上昇した場合の暮らし方の変化について、全体の半数以上にあたる55%(164人)が「ある程度意識している」と回答し、多くの方が生活の工夫や見直しを考えていることがうかがえます。「非常に強く意識している」と答えた12%(36人)を含めると、7割近くの方が何らかの対応を検討する姿勢を持っていました。
ただ、多くの方がこれまでの暮らし方を変えることになる可能性を意識している一方で、その意識には温度差があることもわかります。「あまり意識していない」(18%)と「まったく意識していない」(3%)の回答を合わせると、全体の約5人に1人は暮らし方を変えるイメージを持っていませんでした。また、「わからない」という回答も10%あり、対応を判断する材料や知識が不足している可能性も示されています。
Q5. 電気料金の上昇を抑えるために、新しい省エネ技術や製品の導入を検討しますか?

新しい省エネ技術や製品の導入に関しては、「費用対効果を考慮して検討する」が29%(88人)、「興味はあるが、すぐには検討しない」が31%(93人)と、過半数以上が関心を示しつつも慎重な態度を取っていることがわかります。「積極的に検討する」と回答した方は9%(26人)に留まり、導入に積極的な層は少ないようです。
また、「あまり興味がない」(13%)や「まったく検討しない」(8%)、「わからない」(10%)という回答にも一定数の票が集まっており、関心度合いに個人差があることや、導入に必要な情報・知識が不足していることが見受けられます。
Q6. 電気料金の変動に応じて、電力会社や料金プランの見直しを行ないますか?

電力会社や料金プランの見直しについては、「大幅な変動があった場合のみ見直す」(23%)や「料金が上昇したときに見直す」(16%)と答えた方が多く、電気料金の変動に応じて行動を起こす層が一定数存在することがわかりました。
一方で、「見直したことがない」(24%)や「見直す予定はない」(18%)と回答した方も、全体の約4割を占めています。
さらに、「定期的に見直している」と回答した方は4%と少数派であり、料金プランの見直しが習慣として浸透していない状況が見受けられます。全体として、前述の新しい省エネ技術や製品の導入と同様に、現状では電気料金の根本への見直しには至っていない家庭が多いようです。
Q7. 電気料金の上昇時に、どの家電製品の使用を最も控えますか?

電気料金が上昇した際に使用を最も控える家電製品としては、全体の47%の回答を集めた「エアコン」がトップでした。家電のなかでもエアコンは電力消費量が多いことがよく知られており、節約対象になりやすいことがうかがえます。また、「暖房・冷房機器」を挙げた方も18%おり、エアコンと合わせると、空調関連の使用を控える方が全体の65%となりました。
そのあとは「テレビ」(10%)や「照明」(6%)の使用を控えるという回答が続きますが、空調関連の家電と比べると少なく、これまでどおりの使用をなるべく続けたいと考える傾向が見られます。また、「特に控えるものはない」も全体の16%にあたる49人の回答を集めました。全体を通して、電力消費の大きい家電製品の使用を控える意識が強い一方で、生活や仕事に不可欠なものの使用は維持したい意向が読み取れます。
Q8. 電気料金の変動に関する情報をどのような手段で入手していますか?※複数回答

電気料金の変動に関する情報収集手段として最も多かったのは「ニュースやメディア」(33%)で、一般的に広くアクセス可能な情報源が利用されていることがわかります。「電力会社からの通知」(28%)も多く、直接的かつ公式な情報提供が一定の役割を果たしていることが示されました。
個人が主体的に情報を探す手段として「インターネット」(21%)が活用されている一方で、「家族や知人からの情報」(5%)や「SNS」(2%)といった、人を介した情報収集は少数派に留まっています。また、「特に情報を入手していない」と回答した方が10%いることから、電気料金の変動に対して情報収集を行なう必要性を感じていない方も一定数いるようです。
Q9. 電気料金の上昇が続く場合、自家発電設備の導入を検討しますか?

自家発電設備の導入に関する意識は「まったく検討しない」が最も多く、全体の30%を占めました。「あまり興味がない」(16%)と合わせると、半数近くの方が自家発電設備の導入に消極的であることがわかります。
一方で、「費用対効果を考慮して検討する」(15%)や「興味はあるが、すぐには検討しない」(23%)といった回答も一定数見られることから、初期費用やコスト回収の難しさなどが導入の妨げとなっていると考えられます。「積極的に検討する」と答えた方は5%に留まり、まだ少数派です。また、「わからない」という回答も11%存在することから、自家発電設備に関する知識や情報が不足している方も多いのではないかと推測されます。
■電気料金の変動に対する意識
続いて、電気料金の変動に対して、各家庭や個人はどの程度の関心を持っているかについて聞きました。
Q10. 電気料金の変動に対して、家族や同居人とどのように話し合いますか?

電気料金の変動が家族や同居人との話し合いの対象になっているかについては、「大幅な変動があった場合のみ話し合う」(25%)や「料金が上昇したときに話し合う」(24%)といった回答が全体の約半数を占めました。「定期的に話し合う」と答えた方は9%に留まり、電気料金について話し合う意識がある層のなかでも、継続的なコミュニケーションを取る方は少ないようです。
また、「あまり話し合わない」(18%)や「まったく話し合わない」(7%)を合わせると、4人に1人が話し合いをほとんど行なっていないことがわかります。電気料金の変動に対する意識や対応にはバラつきがあり、大幅な変動時にのみ関心が高まる傾向が見受けられました。
Q11. 電気料金の変動が、あなたのエネルギー消費に対する意識にどのような影響を与えますか?

電気料金の変動がエネルギー消費に与える影響についての調査では、「節電意識が大幅に高まる」(26%)や「やや高まる」(49%)と答えた方が全体の75%にのぼり、多くの方が電気料金の変化をきっかけに節電を意識していることがわかります。この結果から、一般的に、電気料金の変動と節電意識は密接にかかわっているといえるでしょう。
一方で、「特に影響はない」(12%)や「料金よりも快適さを優先する」(5%)という回答も見られ、料金の変動が必ずしも全員の意識に変化を与えるわけではないことも示しています。また、「わからない」と回答した方が7%存在することから、電気料金の変化と自分のエネルギー消費の意識を結び付けていない方も一定数いるようです。
電気料金が上昇すると、何かしら対策しなければならないと思う方は多いでしょう。ただ今回の調査結果から、多くの家庭における対策は日常生活での節電などに留まっており、電気料金プランの見直しや自家発電設備の導入といった抜本的な対策には至っていないことがわかりました。この背景には、暮らし方の見直しにかかる労力の問題や、効果的な対策に関する知識不足などがあるとも考えられます。
「エネワンでんき」では、Webから簡単に電気料金を試算できるシミュレーションをご用意しており、初めて電気料金プランの見直しを検討する方でも、簡単に現在の電気料金との比較ができます。今の暮らし方を変えることなく、電気料金を抑えられる可能性もあるので、まずはお気軽にお試しください。
さらに、「エネワンでんき」は月間電気使用量に応じた3つのプランのなかから、ご家庭の現状にぴったりのものを選べるので無駄がありません。プランの切り替えはWebからお申し込みでき、面倒な手続きは不要です。電気料金の上昇に困っている方、なんとなく不安を感じている方は、ぜひ一度「エネワンでんき」をご検討ください。