固定価格買取制度【こていかかくかいとりせいど】

固定価格買取制度とは、再生可能エネルギーによって発電された電気を、電力会社が一定の価格で一定期間買い取ることを国が保証する制度です。「Feed-in Tariff」の頭文字から「FIT制度」とも呼ばれています。
対象となる再生可能エネルギーには、「太陽光」「風力」「水力」「地熱」「バイオマス」が含まれ、再エネ発電事業者は国が定める要件を満たした事業計画を作成し、その計画に基づいた発電が求められます。固定価格買取制度が導入された背景にあるのは、地球温暖化や化石資源への依存、国内のエネルギー自給率の低さなどの問題です。
自然の力を利用した再生可能エネルギーの普及により、環境問題の改善やエネルギー自給率の向上を目指しています。
しかし、再生可能エネルギーの導入には多大なコストがかかるのが特徴です。そこで、固定価格買取制度により国が一定期間の買い取りを保証することで、再エネ発電事業者はコスト回収の見通しを立てやすくなり、その結果、再生可能エネルギーの普及につながります。

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